八百万の神。
終戦記念日ということで、ちょっと思想的お話しをひとつ…。
今年も靖国神社参拝問題が報道されていたが、なぜこうも問題になるのかがイマイチボクにはわからない。
終戦の日に、日本の為に戦って亡くなった英霊の御霊を参るのは、日本人として当たり前の行為ではないか!
ほぼどの国にだって戦没者慰霊の施設はあり、国家元首が記念日にそこを訪れるのも当たり前のことなのだが、こう言うとすぐにA級戦犯が合祀されているから靖国参拝はダメなんだと言われる。
では、A級戦犯は未来永劫犯罪者なのだろうか?
靖国神社に合祀されているA級戦犯は死刑になっており、日本人の宗教観では、死をもって償ったと考えるのが一般的である。
そして、日本人の死生観、宗教観では死んだら皆仏であり、生前の罪を敢えて問いはしない。
墓をあばいて死者に鞭打つような感性を、生憎日本人は持ち合わせていないのだ。
生前の罪をナシにするわけではないけれど、死んでしまえば 『八百万の神』の一人になるという日本独自の神道的思想。
これを諸外国の人々にわかってもらうのは確かに難しいのだろうけれど、でも、だからといって諸外国に配慮して、古代から続く日本人の思想を捻じ曲げるのもそれはそれでおかしい。
A級戦犯は決して永久戦犯ではないのだ。
PHOTO:© mname - Fotolia.com
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