ストローマン論法。
Wikipediaにイイ例があったので引用させていただく。
A氏「私は子どもが道路で遊ぶのは危険だと思う。」
B氏「そうは思わない。なぜなら子どもが外で遊ぶのは良いことだからだ。A氏は子どもを一日中家に閉じ込めておけというが、果たしてそれは正しい子育てなのだろうか。」
これ、A氏はなにも子供を家に閉じ込めておけとは言っておらず、B氏は架空の主張に対して反論しているだけなのだが、A氏の印象を悪くさせる操作としては、ある程度効果的だとも言える。
特に、A氏の主張を直接聞いていない人は、B氏の的外れな主張を鵜呑みにし、A氏を『ひどいやつだ!』と思うハズであり、その中には過激にA氏を糾弾する者も現れるかもしれない。
A氏を糾弾している者は純粋な正義の心で行っているのだろうが、それはB氏のストローマン論法によって操られているだけで、俯瞰で眺めればどちらかと言えば正義より悪の存在になり下がっている。
なので、一方的な主張を鵜呑みにせず、双方の主張を色眼鏡無しで判断できるだけの素養を身につけよう!
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