加減。
前回、体罰について語ったら、やっぱり多くのご批判を頂いた。
でも、「悪いことしたらぶん殴られるぞ!」ってのは、その子が道を外さないためのひとつの因子として、効果的だと思う。
親子間でも、手やお尻を加減しながら叩くことは、体罰や虐待ではないとボクは思っている。
ただ、今のご時世、親も先生も、その加減具合をわかっていない人が多いから、結果的に体罰や虐待事件が減らないんだと思うのだ。
これ、多分その親や先生自身が正しい体罰を受けてこなかったから、“この程度まではOK”ってのがわからないのではないだろうか?
加減をするってのは難しくて、力加減と心の両方をコントロールしなければ、正しい手加減はできないもの。
なので、ちゃんとした大人でないとできない行為で、そういう意味ではちゃんとした大人が少ないのがそもそもの要因なのかもしれない。
ってか、そう考えると自分自身も本当に正しい大人でいられているのかどうか、自信が無い。
だから、『程度にかかわらず、身体に危害を与える行為は全て体罰である』と定義して、手加減できない大人でもちゃんとした大人でいられるようにするのが、今の世の中では手っ取り早いのかもしれない。
でも、やっぱりそれって、なんかおかしい気がする…。
photo credit: HA! Designs - Artbyheather via photopin cc
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