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2013/01/29

体罰。

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体罰はいかんっ!
そんなことは誰でもわかっている。

でも、どこから体罰なのか?
その基準が人それぞれだから厄介なのだ。

ボクの中では、相手が悪いことをした際、こらしめるために加減をしながら叩くんだったら、場合によっては『あり』だと思っている。

ボクの高校時代の実体験を振り返っても、宿題を忘れたり、授業中にこっそりマンガを読んだりガッツリ寝てるのがバレた時、定規で手の甲をペチッっと叩かれたとか、こめかみをぐりぐりされたとか、耳やモミアゲをギューって引っ張られたとか、デコピンされたとか、数え切れないほどやられたけれど、こんなのはこっちが悪いんだし、この程度は体罰だなんて思っていない。

ましてや、部活の合宿中に女子の部屋に入ろうとしてみつかって、顧問にグーで脳天パンチを喰らったり、荷物検査でカバンからエッチなビデオが出てきて、正座させられた上にスリッパで頭をはたかれたとか、これもこっちが悪いので、やられたボクとしては体罰されたなんて思ってもいない。
(ってか高校時代のボク、何をやってたんだか…)

ただ、コーチや先生のイライラ解消のためとか、「気合を入れるため」と言った理由では全くダメで、幸いにしてこのような体罰の経験はボクには無い。

これは本当の体罰で、原始的というか非科学的というか、バカバカしいし、何よりやられた側が納得のいくものではないと思う。

だから、相手に非がある際の軽い戒めとして行われる行為までを『体罰』という言葉で一括りにしてはいけないとボクは思う。

組織を維持するためには、ある程度の恐怖政治は必要だとボクは思っている。
でないと、規律を守らない者をのさばらせ、やった者勝ちの組織になってしまうから。

これがボクの基準。

こんなことを言うと“体罰容認派”なんてレッテルをはられちゃいそうだが、体罰という言葉の定義がそもそも曖昧で、狭義の意味での体罰はボクも認めていないってことを理解してほしい。

PHOTO:© Mat Hayward - Fotolia.com

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