« とりあえず謝る。 | トップページ | とりあえず謝る、再び。 »

2009/04/18

褒めるにしてもやり方がある。

Tfm

営業周りで車を運転している時、ボクはFMを聞いているのだが、今日は生放送でちょっとした放送事故?に遭遇した。

とあるミュージシャンをゲストに迎えての放送で、DJが新しいアルバムの紹介と感想を言っていたのだが、DJの言い回しが悪かったため、DJ的には褒めたつもりがゲストの逆鱗に触れてしまい、生放送中にゲストが本気で怒ってしまったのだ。

これ、ひとつはDJの褒め方が、高等なテクニックにトライして大失敗したってこと。

DJの発言は、「今回のアルバムはメインだらけのフルコースって感じで『食べにくい』と感じたんだけど、実際に飲み込んでみたらすごく美味しかった。」という趣旨のもので、落としてから持ち上げる手法の褒め方をしたんだけど、これって上手くハマれば効果絶大なんだけど、相手や状況を選ばないと今回みたいなとんでもないことになるんだよね…。

今回のゲストは、先に出てきた『食べにくい』ってキーワードでカチンと来ちゃって、その後の言葉なんか聞いてなかったんだと思う。

もうひとつは、どんなに褒めるためにわざと貶したんだとは言え、ミュージシャンが丹精込めてつくった作品を『食べにくい』という表現で評価しちゃったってこと。

流石に『食べにくい』って表現されたら、特に芸術家系の人たちは許しがたい怒りを覚えるでしょ!?

これ、ボクも何度か過去にやってしまい、お客さんや友達を怒らせた経験があるから言えるのだが、失敗したときのダメージが大きいので、余程相手の懐に入ってからでない限り、
今は使わないようにしている。

ボクなんかのような言語能力の低いヤツが使うと、90%以上の確立で失敗するからやめておこう!

ちなみに、この放送を聴いた後に会ったお客さんとの会話は、いつも以上にドキドキしながらだったのは言うまでもありません。

« とりあえず謝る。 | トップページ | とりあえず謝る、再び。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 褒めるにしてもやり方がある。:

« とりあえず謝る。 | トップページ | とりあえず謝る、再び。 »