お客さん以上にお客さんのことを考える。
お客さんって、意外に自分が本当にしたいことを理解していないことが多い。
例えば、ウチの会社に“トラックをつくってほしい”とお客さんが来たとして、ウチはそれをそのまま「はい、どうぞ!」と売ればイイのかと言うと、そうとも言い切れない。
と言うのも、実はわざわざ新しいトラックをつくらなくても、今あるトラックで十分対応可能だったり、そもそもトラックでなくてもできることについて、そのお客さんは“トラックをつくってほしい”と言ってくることさえあるのだ。
なので、『何をどうしたいのか?』をキチンとヒアリングすることが大切で、場合によってはウチの商売にはつながらなかったとしても、それがお客さんにとって最良の選択肢だとしたら、ウチはそれを進めるべきだ。
その分野のプロだからこそ、プロとしてキチンとアドバイスや提案ができることが大切であり、目先の売り上げのためにわざとお客さんに最良の選択肢を提案しないとしたら、それはその分野のプロとして失格なのだ。
そして、今回は目先の売り上げをみすみす逃したとしても、その分野のプロとしてお客さんから認められれば、そう遠くない未来に、そのお客さんからまた別の仕事は舞い込んでくるハズなのである。
プロだからこそ、お客さん以上にお客さんのことを考えなきゃダメなのである。
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