足るを知る。
このプミポン国王が提唱する経済政策が足るを知る経済。
これは、何事も極端に偏らずほどほどがイイという中庸の考えに基づいており、欲はその欲が叶えられなくなると、大変な苦しみだけが残ってしまうので、普段から欲を増長させないようほどほどを知っておくべきだと言う施策である。
丁度良い位に食べられて、必要最小限のものが揃っていれば本当は良くて、過剰な生活を望んで借金をし、その借金返済のために身を粉にして働いたり、家族の間に亀裂が生まれたりすることがはたして幸せなのだろうかと、この施策をはじめて聞いたときには思わず小一時間ほど自問自答してしまった。
2年前のデータだが、世界178の国や地域の生活満足度を調査した幸福ランキングでも、1位が南太平洋のバヌアツで、以下コロンビア、コスタリカ、ドミニカと、失礼だが僕の目から見たら裕福とは言えない国々が上位を占め、先進国はドイツ81位、 日本95位、英国108位、フランス129位、米国150位と 総じて低かったことからも、やはり足るを知る位のほうが幸せなのかもしれないなぁ~。
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