目的を伝える。
でも、この言い方は気をつけたほうがイイ。
なぜなら、そこには『意図』が表されていないから。
本当は「~のために○○をしてくれ!」と言うべきなのだ。
でないと目的がわからないので、こちらの意図したモノやコトとは違うモノやコトが出来上がってしまいかねない。
例えば、「お茶をくれ!」と言ったとして、たまたまお茶が切れていた場合などどうだろう?
このとき、“お茶”というキーワードだけを尊重しすぎてしまうと、言われた人は急いで近所へお茶を買いに出かけかねない。
でも、こちらの意図した意味が“今すぐ何か飲み物を飲みたい”だったとしたら、別にお茶じゃなくてコーヒーでもジュースでも良いし、“寒いから温まりたい”だったとしたら、そもそも飲み物じゃなくてカイロや毛布を渡したってイイのだ。
まあ、ここまで行くといわゆる《KY》だと言っても過言でないかもしれないが、それでもキチンと「喉が渇いたからお茶をくれ!」と、「寒いから温かいお茶をくれ!」と、意図を伝えていれば、こんな無用な混乱は起きない。
なので、誰かに何かを指示するときは、きちんと意図を添えることが適切なのだ。
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