責任だけを押し付ける。
前回、任せてみることが大切だと言ったが、ココで一番マズイのは、上司が途中でアドバイスと称して、聞かれてもいないのにあれこれと行動を指示してしまうことで、これって責任だけ押し付けて、権利は奪い取っていることになるのだ。
こうなると、部下は『どうせ覆しちゃうんでしょ?』『なら何もやらない方がイイじゃん!』て考えるようになり、一番ダメな部下になってしまうのだ。
で、そうなると上司は『アイツはダメだ』とレッテルを貼って見限ってしまうのだが、そんなダメなヤツをつくってしまった張本人は、「アイツはダメだ」と言っている上司自身だったりする。
部下にキチンと仕事をしてもらいたいなら、期待せずに期待してあげることが重要であり、いちいちあれこれ言ってるようでは育つものも育たなくなってしまう。
そして、そんないちいちうるさい上司がいるのなら、どのみち評価されずに見限られるのだろうから、とっととその上司のもとから離れるほうが、部下は身のためなのである。
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