忙しけりゃイイというものではない。
勉強会や外部研修などを企画すると、多忙を理由に欠席する人がいる。
そりゃぁ勉強より日々の仕事のほうが大事なのでそれも仕方ないのだが、それでもいつでも毎回忙しいと言って参加しない人がおり、そんな人のほとんどが管理職だったりすると問題だ。
これって別に逃げてるわけでもサボっているわけでもなく、本当に忙しいのだろうが、管理職がいつも忙しくて仕事から離れられないようでは、その組織は健全であるとは言い難い。
で、じゃあその組織が本当にその管理職をいつも必要としているのかと言うと実はそうでもなく、ただ単にその管理職の人が、ありとあらゆる状況を知っていないと気が済まないだけなのがほとんどなのである。
もちろん本人にはそんな意識はなく、必死になって自分の責任を果たすべく努力をし、身を粉にして働いてくれているだけなのだが、だからこそ始末に悪い・・・。
こういう人こそ無理やりにでも職場から離れる時間をつくってやらないと、組織が持つ本来の機能が機能不全に陥り、そのうち言われたことしかやらない組織に成り下がってしまい、ホントに管理職がべったりくっついていないと何もできない組織になってしまうのである。
一歩退くことによって見える景色というものがあるということを、忙しいと言ってる管理職の人は理解するべきなのだ。
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