「鶴の一声」と「暴君」。
リーダーは、その職務を果たす上で必要な知識や見識を持っていなくてはならない。
しかし、その知識や見識が、『こいつらは何もわかってないんだから』と傲慢になってしまい、他人の意見に耳を傾けようとしなくなってしまうのは愚かである。
特に、経営者ともなれば少なからずその言動には重みがあり、鶴の一声で組織が動きかねない。
時には「鶴の一声」も必要ではあるが、それは一歩間違えれば暴君となる恐れがあり、思わぬ鉱脈にたどり着いたかもしれない情報を、みすみす取りこぼすこともありえるのだ。
傲慢に独り善がりに進めるだけがリーダーではなく、周囲の意見や情報を吸収し、更に良い結果を生むように努めるのがリーダーなのである。
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