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2008/01/28

忙しけりゃイイというものではない。

Inuzori勉強会や外部研修などを企画すると、多忙を理由に欠席する人がいる。

そりゃぁ勉強より日々の仕事のほうが大事なのでそれも仕方ないのだが、それでもいつでも毎回忙しいと言って参加しない人がおり、そんな人のほとんどが管理職だったりすると問題だ。

これって別に逃げてるわけでもサボっているわけでもなく、本当に忙しいのだろうが、管理職がいつも忙しくて仕事から離れられないようでは、その組織は健全であるとは言い難い。

で、じゃあその組織が本当にその管理職をいつも必要としているのかと言うと実はそうでもなく、ただ単にその管理職の人が、ありとあらゆる状況を知っていないと気が済まないだけなのがほとんどなのである。

もちろん本人にはそんな意識はなく、必死になって自分の責任を果たすべく努力をし、身を粉にして働いてくれているだけなのだが、だからこそ始末に悪い・・・。

こういう人こそ無理やりにでも職場から離れる時間をつくってやらないと、組織が持つ本来の機能が機能不全に陥り、そのうち言われたことしかやらない組織に成り下がってしまい、ホントに管理職がべったりくっついていないと何もできない組織になってしまうのである。

一歩退くことによって見える景色というものがあるということを、忙しいと言ってる管理職の人は理解するべきなのだ。

2008/01/22

正論のタイミング。

Hoeru悩みを打ち明けられたり、体調不良を訴えられたりすると、「世の中にはもっと大変な人だっているんだから、そんなのはまだまだ大したことじゃないさ!」と、わけのわからない応援をする人がいる。

そりゃあ、傍から見たら全然たいしたことじゃない状態なんだけども、それでもその人にとっては本当に困っている問題なんだから、そんな正論をかざすより、親身になって話を聞いてあげてほしい・・・。

そもそも、人が誰かに相談をする時ってのは、ほとんどの場合は愚痴を聞いてほしかったり、同意してほしい時なのである。

なので、正論はイイから「うんうん。そうなんだぁ。大変だねぇ。」と言ってあげればイイのだ。

そうすれば、そのうち自分から解決策が出るなり諦めることができるなり、何かしらの次の一歩を自分で踏み出しはじめるものなのだ。

『正論』も、時には正しくないタイミングというものがあるのである。

2008/01/15

しなくていい苦労。

Kureijii面白がってやっているヤツと、苦労してやっているヤツと、どっちが勝つかな。
やっぱりさ、面白がってやっているヤツにはかなわないんだよ。
by青島幸男

その通りだね!青島さんっ!

とかく苦労を強いる人っているけど、そんなのナンセンス。

どうせなら楽しく面白く過ごしたいよね。 

そりゃ人生、楽しいことばかりじゃないのはわかっているけど、苦労しなくてもいい苦労までする必要はないと思うんだよね。

給食でニンジンを無理やり食わそうとする先生。

部活の練習が無意味にスパルタなコーチ。

見て盗めとか言う職場の先輩。

苦労するのも教育とか言うが、それは先生やコーチ、先輩の怠慢なだけ。

好きこそモノの上手なれ。

本当に教育したいのならば、そのことやモノを好きになるようにしてあげるのが大切であって、無理強いをしたってキライになるだけだよ・・・。

2008/01/10

「鶴の一声」と「暴君」。

Boukunリーダーは、その職務を果たす上で必要な知識や見識を持っていなくてはならない。

しかし、その知識や見識が、『こいつらは何もわかってないんだから』と傲慢になってしまい、他人の意見に耳を傾けようとしなくなってしまうのは愚かである。

特に、経営者ともなれば少なからずその言動には重みがあり、鶴の一声で組織が動きかねない。

時には「鶴の一声」も必要ではあるが、それは一歩間違えれば暴君となる恐れがあり、思わぬ鉱脈にたどり着いたかもしれない情報を、みすみす取りこぼすこともありえるのだ。

傲慢に独り善がりに進めるだけがリーダーではなく、周囲の意見や情報を吸収し、更に良い結果を生むように努めるのがリーダーなのである。

2008/01/07

騒音。

Senkyo年の瀬、ポカポカ陽気の昼11時過ぎ、自宅の陽だまりで7ヶ月になるうちの娘とゴロゴロ過ごしていると、いきなり大音量が耳に飛び込んできた。

解散総選挙をにらんだ某政党の選挙カーが、ウチの裏手のマンションに向かって演説をおっぱじめたのだ。

おかげでスヤスヤと眠っていたうちの娘は起きてしまった・・・。

お正月、買い物でとある駅前を歩いていたら、街宣車が勇ましい軍歌を鳴らしながら走り去って行き、抱っこ紐の中でウトウトと眠っていたうちの娘は起きてしまった・・・。

昨日はお散歩をしていたら、某宗教の宣伝カー?が神がうんたらかんたらと喋りながら走り去ってゆき、ベビーカーの中でやっと眠りについたうちの娘は起きてしまった・・・。

ウチの娘、最近夜泣きをするようになり、昼であろうといつであろうと、寝てくれるときに寝かせてあげたいし、何より最近子育てに少々疲れている奥さんに、しばしの休息を与えてあげたいのだが、このような騒音があるとおちおち休んでもいられない。

で、不思議なのが、これらの騒音の主たちは、何か訴えたいことがあるからこれらの行為を行っているのだろうが、どう見ても周囲に好意を持たれていないってこと。

まあ、ボクは娘を起こされて特にムカついているのだが、それを差し引いたって、これらの行為を快くは思えないし、周囲も煙たがっているように見えた。

主張は主張するだけでは意味の無いものであるばかりか、場合によっては今回のように逆効果になることだってある。

聞いてほしい相手に無理やり聞かせるのではなく、聞きたくなるように仕向けるのが大切なのではないだろうか?

とりあえずボク、次回の総選挙でこの政党には投票しませんね、絶対。

2008/01/01

謹賀新年。

Hinode明けましておめでとうございます。

今年のボクの抱負は『臆せずやる!』です。

昨年は何かと臆してしまい、結局何も出来なかったり、誰かのせいにして逃げていたんじゃないかと反省しています。

なので今年は、良いと思ったらとにかくやってみるよう努めます。

「あ、こいつ臆してるな?」と思うことがあったら、どんどん突っ込んで、ケツを叩いてください。

と言うことで、今年もよろしくお願いいたします。m(__)m

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