君主に説くことの難しさ。
韓非子がしみじみと身に沁みると書いたが、そんな身に沁みたことのひとつに、君主に説くことの難しさというのがある。
これ、君主を説得することの難しさは、その内容を自分で理解することでも、明確に伝えるための弁舌が難しいのでもなく、説得しようとする相手の気持ちを読み取り、自分の説をそれに合わせることができるかにあるというものなのだが、もうホントに『うんうん、そうそう、そうなんだよねぇ( TДT)』 って感じである。
正しいことを正しいからと言って押し通してもダメだし、ダメなことだってやりようでは通ることだってある。
要は相手が何を求めているのかを理解し、その求めているものに合うように形を変えながらも、こちらの主張の筋は曲げないやり方があるということなのだ。
形にこだわって目的を達成できないより、形に囚われず最終的な目的の達成に主眼を置くべきだということだろう。
どうしても形にこだわったり、変なプライドに固執してしまいがちなので肝に銘じなくては・・・。
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