欲すること。
いや、正確に言うと、学生時代に買ったけど『つまんない』と思ってほとんど読まなかったものを、今になってはじめてまともに読んでいる。
やっぱり本はただ読むだけではダメで、その本が伝えようとしていること、教えようとしていることについて、身をもって欲しない限り、無用なものなのだ。
どんなに他の人が『この本はいい本だぞ!』と言っても、その人にとっては必要じゃない情報なのだから、まともに読むはずなどないのだ。
どんなにおいしい料理だって満腹の時には要らないし、ぐっすり眠った後に睡眠時間を与えられたって余計なお世話になるように、何事も欲してこそ身になるものなのだ。
なので、部下や恋人など誰かに何かをやってほしいときには、「これをやれ!」と言ったところでやりやしない。
やりたくなるように仕向けることが大切なのだ。
そう言えば、学生時代にボクに韓非子を薦めたのってウチの社長だった気が・・・。
ってことは、今になって韓非子に書かれていることがしみじみと身に沁みるようになったのは、ウチの社長にまんまと仕向けられたのだろうか??
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