五十六メソッド。
以前にも書いたが、人材育成でボクが基本としているのは、山本五十六メソッドだ。
「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ」の名言に代表される彼のメソッドは秀逸で、軍隊や戦時中だったと言う背景を抜きにして、組織運営という観点で見てみると、彼はホントに有能なマネージャーだったんだとわかる。
で、彼の言葉にこんなのがあった。
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。
僕から見たらひいおじいちゃん位の世代の人になのに、やっぱり若い時には今と同じように「今どきの若いヤツらは・・・」って言われてたと言うのも面白いが、それより若者の可能性を発見してくれという言葉にはジ~ン( ;∀;)である。
新卒採用とかでいろいろ動いていると、ボクもついつい「今どきの若いヤツらは・・・」と思ってしまうことがあるのだが、若い人たちが持つ無限の可能性に目を向けないとダメだよね。
若い人の可能性を開花させるのも摘むのも大人次第。
若者の芽が開く環境を提供できる大人になりたいものだ。
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