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「みんなやってるんですよ!」とか言うヤツよくいるが、こう言うヤツに限って、「みんなって誰よ?」とイジワルして訊ねてみると、「みんなって、みんなですよ」とか言いやがる。
こんな風に、自分の主張や意見を通したいからって、勝手に他人を自分の賛同者にしちゃダメだ。
「みんな」を使いたければ、ボクのイジワルな質問に対して、「これです」とリストを提出できるくらいの用意が整っていなければならない。
でなければ、漠然としたことを根拠にされても納得行くはずが無いし、逆にどんなイイ話しでも、「みんな」という単語が出てきた瞬間、その話の信憑性も説得力もなくなり、いい加減なヤツにしか思えなくなってしまう。
安易に使いがちだけど、「みんな」って単語は意外と恐ろしく難しいのである。
同じ仕事でも、集中してやってるのと漫然とやっているのとでは、効率は何十倍も違う。
で、せっかく集中して仕事をやっているときに、何かによって中断されてしまうと、もう一度その集中力を発揮するのってなかなか難しく、その後は漫然と仕事をしてしまうことって多い。
なので、仕事をしている人の集中力を途切らせるようなことは、なるべくしないでおこう。
集中力を途切らせずに仕事ができる仕組みが出来たなら、ラインのカイゼンや材料の仕入れ価格を銭単位で値切るよりも、全然効率アップやコストダウンになる気がする。
そのくらい人間の集中力とは大切であり、その集中力を途切らせるのは罪なのである。