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2007/05/23

横になってみる。

Image_116マキャベリは、「誰かが助け起こすのを期待して自分からすすんで倒れてはいけない」と言うが、無理して立っていてもラチがあかないときには、あえて横になってみる必要もある。

違った視線で物事が見えたり、意外な誰かが手を差し伸ばしてくれたりと、立っていては気づかないことや起こりえないことが起こるかもしれないのだから。

もちろん簡単には倒れないだけのプライドは大切だが、必要以上の努力や辛抱は、かえって視野を狭くするだけなのかもしれない。

2007/05/19

刺激をもらう。

Image_115意識の低い人と一緒に居ると楽だ。

でも、そんな楽な状況に身を置くと、自分もドンドン意識レベルが落ちていってしまう。

なので、自分を高める為には率先して意識の高い人と一緒に居るよう努めなくてはならない。

多分、意識の高い人からすれば迷惑なことで、その人も自分より意識の高い人と一緒に居たいのだろうが、そこはちょいと勘弁してもらいお付き合い願おう。

こうやって刺激を受け、ダメな自分を自覚しなければ、変わる必要性も感じないままダラダラと過ごしてしまうから。

2007/05/11

みんな。

Hirenjaku1thumb「みんなやってるんですよ!」とか言うヤツよくいるが、こう言うヤツに限って、「みんなって誰よ?」とイジワルして訊ねてみると、「みんなって、みんなですよ」とか言いやがる。

こんな風に、自分の主張や意見を通したいからって、勝手に他人を自分の賛同者にしちゃダメだ。

「みんな」を使いたければ、ボクのイジワルな質問に対して、「これです」とリストを提出できるくらいの用意が整っていなければならない。

でなければ、漠然としたことを根拠にされても納得行くはずが無いし、逆にどんなイイ話しでも、「みんな」という単語が出てきた瞬間、その話の信憑性も説得力もなくなり、いい加減なヤツにしか思えなくなってしまう。

安易に使いがちだけど、「みんな」って単語は意外と恐ろしく難しいのである。

2007/05/07

途切らせない。

Image_113仕事で大事なのは集中力である。

同じ仕事でも、集中してやってるのと漫然とやっているのとでは、効率は何十倍も違う。

で、せっかく集中して仕事をやっているときに、何かによって中断されてしまうと、もう一度その集中力を発揮するのってなかなか難しく、その後は漫然と仕事をしてしまうことって多い。

なので、仕事をしている人の集中力を途切らせるようなことは、なるべくしないでおこう。

集中力を途切らせずに仕事ができる仕組みが出来たなら、ラインのカイゼンや材料の仕入れ価格を銭単位で値切るよりも、全然効率アップやコストダウンになる気がする。

そのくらい人間の集中力とは大切であり、その集中力を途切らせるのは罪なのである。

2007/05/01

一緒に登る。

Photo_3ボクは結構一人でいることを好むタチなのだが、こと仕事となるとそうも行かない。

って言うか、仕事は一人でやるべきではない。

一人でやれることなんてたかが知れてるし、偏った方向に進みかねない。

それに、何より一人でやっていては淋しいし苦しい。

誰かと苦しみを分かち合って来れたからこそ、何とか今まで、様々な問題を乗り越えて来れたんだと思っている。

山登りだって、誰かと一緒に登った方が、苦しみも、登りきった感動も分かち合え、一人で登るより登頂の確率はグッと上がるだろう。

山が険しければ険しいほど、一緒に登ってくれる誰かの存在は大切なのだ。

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