身の丈。
カイゼン活動とか、5S運動なんかをやっていると、「トヨタでは~」と言っては、管理する為の書類をしこたま用意させたり、なんだかわけのわからないポストを用意させたりするコンサルタントの類いがよく居るが、それを言われるがままにウチのような中小の製造業がやったら、販管費の比率が高くなりすぎちゃってダメだ。
もちろんしっかりしなきゃいけないところはどんなに小さな会社であろうとしっかりしなきゃいけないのだが、『それ、ウチでやる必要ある?』って感じるようなものは、何も今やらなくたってイイ。
それより、持っている人材と設備の中で、ホントにしっかりしなきゃいけないところにだけ労力を集中投入し、必要だけど優先順位が高くないコトや不必要なコトは今は要らないし、もうやっているんだとしたら、一旦捨ててしまう勇気も必要なんだと思う。
中小企業には中小企業のイイところがあるわけで、全てのやり方を大企業と同じにしてしまっては、中小企業の存在する意義も価値もなくなってしまうのだから。
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