表現すること。
彫刻家でも、画家でも、陶芸家でも、芸術というのは、自己を表現する場である。
で、それらの分野でプロになるような人たちにもなると、上手いかヘタかといったテクニック的な面では、一部の突飛な人を除いたらほとんど大差が無いんだと思う。
でも、売れてる人と売れていない人がいる。
これって何故なんだろう。
もちろん、運とかコネというのも大きいのだろうが、それ以上に大事なのは、マーケットを理解しているかということではないのだろうか?
どんなに素晴らしいものを表現しようと、マーケットが認めてくれなければ、その表現物の価値は無いに等しい。
ボクのまわりにも、『そりゃ売れないよ・・・』ってものばかり表現している芸術家が居るのだが、彼の言い分は「大衆にオレの作品は理解できない」のだそうだ。
でも、ちっぽけな売れない芸術家と、マーケットという大きなエネルギーと、どっちが強いかは比べなくてもわかるでしょ?
マーケットに媚を売れと言うわけではないが、自分が持っている表現したいものと、マーケットが欲しているものとが合致したときにしかその作品は売れないのだし、その現象が連続して起こったときに、やっとその人自身も売れ出すのだ。
そのためには、まずマーケットに目を向け、マーケットを知ることが大切で、売れたいと望んでいるのならば、表現したいことと、表現すべきこととは違うんだと言うことを、理解しないとダメなのだ。
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