工夫する力。
筑波山の麓に位置しており、土地だけは腐るほどある。
なので外した部品や乗せ替えに使えそうなボディー、はたまた、使うんだか使わないんだかわからないものまでもが、あちらこちら無造作に置かれている。
それでも広いので大きな問題は発生しないのだが、都内に位置する某ボディー屋さんなどは、狭い土地を有効活用して我々の10分の1ほどのスペースで遣り繰りをしており、その結果として部品や材料を探す手間が省けたり、生産効率が高まったりと、副産物もいろいろあったのだとか。
なので、広いからと言ってそれが有利かと言うとそうでもなく、逆に不自由だからこそ、工夫が生まれることの方が多いのかもしれない。